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負けたかあ!錦織はマレーに敗れ決勝進出ならず、マドリード・オープン



テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2015)は9日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第4シードの錦織圭(Kei Nishikori)は3-6、4-6で第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に敗れ、決勝進出を逃した。

もう一方の準決勝では、第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が7-6、6-1で第6シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を下し、マドリード(Madrid)で7度目の決勝進出を決めていた。

マレーは、「今年はオフシーズンも含めて、試合内容を向上させるために努力し、いくつか変更しながら、絶頂期のプレーを取り戻そうとしてきた」と話した。

「今日はとても攻撃的になれたし、向こうのサーブの場面で主導権を握ろうとした。それがうまくいったよ」

「ラファとの試合は、とてもタフなものになるだろう。特にここ、スペインではね。彼も今週はとても好調だ。良いプレーをして、彼を苦しめたい」

マレーは先日、BMWオープン(BMW Open 2015)でクレーコート初制覇を果たしたばかりだが、2週間前にバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2015)で連覇を飾った錦織は、絶好調とはいえないプレーで敗戦を喫し、「アンフォースドエラーを多発してしまった」と振り返った。

「そこまで悪くはなかったですが、アンディを倒すのにはミスが多すぎました」

世界ランク3位のマレーは、第1セットの最終4ゲームを連取し、これを難なく先取した。

昨年、故障による棄権を強いられたが、ナダルとの決勝まで駒を進めていた錦織は、第2セットの序盤にブレークを奪うなど、バラエティーに富んだショットでクレーコートでの強さを見せ始める。

しかし、マレーがブレークバックして2-2とすると、続く5ゲームを互いにキープしたが、最後はマレーが再びブレークして、ATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)のクレー大会で初の決勝進出を果たした。

うーん、ナダルとの決勝見たかったけど、やっぱマレーは強いね。次は全仏ですね。

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